人体が吸収した放射線によってどれだけ影響を受けるかを数値化した単位。 放射線防護の分野で使用される。  なお、上記の疫学調査に対しては「内部被ばくを過小評価している」という意見がありますが、仮に原爆に被爆された方々の内部被ばく線量がもっとあったとしたら、上記の計算より大きな線量で死亡したことになるので、線量当たりのリスクは上記の計算より小さくなります。 50 22 )�-(yU����*��M�O*�s�k:i��?UM����]޽v�Ě��zX"T�ǚj�����{��{�-uF]b�n�Dp�7\�)f�!��rx��yD�9RuG2P���Q_�vH�ds�ñ�sf��N��A�MVUp�������,;Oz�T��Mt�Se�x�O��(�N�;iz�g���)fg�-����Itg� �a&�g�3�|rSg"qVU�\��G�ʹ)����$e�h���P��At��a�b^�H��-t�����6:ߡ��O�$)���I�~�*b�����|���R�zV�ӈH�o�#k���彻N���u��4a:�.��j�����/�tdg�վ���w�h�D��sf/��6}Ce�̐t��s�������9H�&��!���]��q��^���N]0�"Bf�;�\���. 0 0000162693 00000 n 0000010140 00000 n  また、医療被ばくは、全身が被ばくする原発事故に伴う放射線や自然放射線による被ばくと違って、ほとんど特定の部位だけの被ばくなので、この方法では推定できません。例えば頭部CT検査では、頭部や甲状腺、皮膚は被ばくによる影響が考えられますが、内臓はほとんど被ばくしないので、内臓のがんはほとんど発生しないと考えられます(医療被ばく線量の推定)。医療被ばくによるリスクの推計方法については、胸部CT検査を受けましたが、肺がんが心配ですにお進みください。, (注釈)2020年7月6日現在のがん情報サービス 最新がん統計の現在年齢別がんで死亡リスクによると、日本人ががんで亡くなるリスクは、男性23.9パーセント(およそ4人に1人)、女性15.1パーセント(およそ7人に1人)と推計されています。-9月28日更新 startxref 4グレイで50パーセント、 放射線は人の細胞を傷つけるので、傷ついた細胞の種類や、どの部位(組織・臓器)の細胞かによってさまざまな影響が現れます。しかし、放射線に特有の影響はないので、「この影響(=結果)が出たから、原因は放射線」と、「科学的にわかる(=因果関係が推定できる)」わけではありません。 生きるのに必要な酸素呼吸も人の細胞を傷つけるように、細胞を傷つける原因は多種多様なので、人には細胞の傷を修復する様々な能力があります。また、人には修復に失敗した細胞を取り除く能力もあり、1日 … "���FGN/ �Zl�'ia {D �;�1�``�:�p����i��ƻz��T��������S:� ��f`{�����` Ćl�wiF�� -�d 0000010361 00000 n 0000001474 00000 n 7グレイで100パーセントに現れる, また、放射線治療では、正常組織の耐容線量を超えることのないように計算されて放射線が照射されますが、照射範囲に含まれる正常組織に上表の影響以外にもさまざまな有害な組織反応が起こる場合があります(がん情報サービス 放射線治療の実際)。  しかし、1つのがん細胞から発がんまでの、生物学的システム(=生体内のミクロな段階的メカニズム)はよくわかっていません。また、マクロな疫学調査でも、被ばくした子孫への遺伝性障害と、自然放射線レベル(およそ10ミリシーベルト以下)の放射線を浴びたあとの発がんは、よくわかっていません。これは、潜伏期間が長い、疫学調査のバイアス(遺伝性障害と発がんに影響する放射線以外の因子が、放射線を受けた集団と受けなかった集団で違うかもしれない、など)や、遺伝性障害とがんの発生数が調査集団数にくらべて少なすぎる、ことなどによってマクロな疫学調査の科学的信頼度が低いからです。しかし、発生するとしても、, このように、影響が発生しないある一定の線量(しきい値)があるかどうかわからない影響が、確率的影響です。ICRP(国際放射線防護委員会)は、放射線管理上の基準を勧告するために、確率的影響にはしきい値がないという考え方(仮説)を採用しており、日本の行政も採用しています。, また、放射線被ばくによって、がん以外の疾患による死亡や、免疫系の老化の促進が発生することも、科学的にわかってきました。しかし、なぜ放射線によってこれらの影響が増えるのか生物学的システムはまだ不明で、線量と影響との関係もまだ推定できていません(有害な組織反応か確率的影響かどうかも不明)。さらに、放射線がストレス・恐怖・不安の要因であることはわかっていても、線量と心理的・精神的な影響との関係はよくわかっていません。, 確率的影響は、重症度より発生率が問題になりますが、放射線の種類や被ばくした組織の放射性感受性によって、発生率は異なります。したがって、さまざまな放射線の複合影響は、これらの違いを考慮した組織(臓器)の等価線量や実効線量(ともに外部被ばくによる線量と内部被ばくによる線量をシーベルト単位で合算)で評価します。, 少ない放射線による人への確率的影響が「わからない」というのは、「どんなことが起こるか見当もつかない」というのではなく、「確率的影響が出ても、放射線の関与がどの程度かわからない」ということであり、「低線量の放射線で、高線量の放射線より大きな確率的影響は出るはずがない」ということは、現在の科学者の多数意見です(放射線に関する基礎知識)。そして、「低線量の放射線でなぜ大きな確率的影響が出ないと断言できるのか」という問いに反論することは、いわゆる悪魔の証明で、ほぼ不可能です。なぜなら、「ある」ことを証明するには一例あげればすみますが、「ない」ことを証明するためには、世の中のすべてを調べ尽くさなければならないからです。したがって、「ないと断言できないのだから、ある」という主張は、詭弁といえます。, 科学的にわかっていない部分については、さまざまな主張を持った科学者などから、さまざまな仮説が提案されることになります。 50 0 obj <> endobj  線量限度や参考レベルは、あくまで放射線防護の最適化がうまくいっているかどうかを評価するための管理の目安です。確率的影響にしきい値はないと仮定している以上 、線量限度や参考レベルは、「安全」と「危険」の境界や、個人の健康リスクの段階的な変化や、現実にがんや遺伝性障害が発生する確率を表わしているものではありません。ただし、管理の目安である以上、それを超えるおそれのある場合には、合理的な措置をとっていくことになります。, 医学上の多数意見も、「確率的影響にしきい値はない」という仮定を採用しています。その上で、外部被ばくと内部被ばくを合算した実効線量100ミリシーベルトの放射線被ばくによる発がんのリスクは喫煙による発がんのリスクの4分の1程度と推定し、100ミリシーベルト以下では、たとえ放射線の影響(悪影響でも好影響でも)があったとしても、それは医学的な誤差範囲内で、臨床上は実質的に無視できるとしています(放射線被ばくとがん)。 endstream endobj 51 0 obj<> endobj 52 0 obj<> endobj 53 0 obj<>/ColorSpace<>/Font<>/ProcSet[/PDF/Text/ImageC]/ExtGState<>>> endobj 54 0 obj<> endobj 55 0 obj<> endobj 56 0 obj<> endobj 57 0 obj[/ICCBased 65 0 R] endobj 58 0 obj<>stream 0000000016 00000 n ����G�!E��H�B��Dh?� Z��K�3��qH�#G�)��ܩs��s)M1sA�N�!��%�Y4G�3k���`!y�@������;����� �/�q�c皡{��@���P�vH���X�R̂��π-ʇ@�ZBf���H� )��ٛȝ.�u��w9e,����mB�uh-�$o�b�I�uʿ�*�W���[|]���*��O��EN>��D�C�(rn^ETdV ZSD�[Q5P��f��G�xѡ(�ڵ������ב��V˄��!t�[Dz��.�N�T�U��u� xref 放射線量、放射能の単位 単 位 記 号 解 説 放射線量に関する単位 グレイ Gy 放射線が物質に当ったとき、その物質や人体にどれだけのエネルギーが吸 収されたかを表す単位。 シーベルト Sv 人体が放射線を受けたとき、その影響の度合を表す単位。 0000006655 00000 n 細胞分裂頻度 組織 放射線感受性 放射線基礎医学第10版金芳堂青山喬 p. 238より引用 図3日常生活と放射線 自然放射線 放射線の量 人工放射線 (ミリシーベルト) 10 1 0.1 0.01 1人当たりの 自然放射線(年間) 宇宙から0.39 大地から0.48 食物から0.29 吸入より1.26  また、働く場には、放射線以外にも発がん物質はあります(厚生労働省 職業病リスト)。がんで労災補償が認定された方のうち、放射線によるものはおよそ0.2パーセントです(厚生労働省 平成30年度業務上疾病の労災補償状況調査結果(全国計) 6 職業がんの労災補償状況)。-5月22日更新, 人の細胞は、複数の特定の遺伝子の突然変異が積み重なっていくとがんが発生するので、加齢(年をとること)はがんの最大のリスクです(がん情報サービス 細胞ががん化する仕組み)。なお、がんの中には、進行が遅かったり、消えてしまったり、生命にかかわらないがんもあります。しかし、現在の科学では、どのようながんが生命にかかわるか、ほとんどわかっていません(日本医師会 がん検診のメリットとデメリット)。, 放射線は、直接遺伝子を傷つけるだけでなく、細胞の80パーセントを占める水分子に当たってできた活性酸素を介して、間接的にも遺伝子を傷つけます(ATOMICA 放射線の直接作用と間接作用)。しかし、活性酸素は、私たちの通常の酸素呼吸でも発生します(e-ヘルスネット活性酸素と酸化ストレス)。 グレイ(Gy):吸収線量. 0000001166 00000 n  さらに、自然放射線も原爆の放射線も影響は同じという仮定に基づいて推計してみます。日本で50年生活すると、自然放射被ばく線量はおよそ100ミリシーベルトになります。上記表より、50歳男性が100ミリシーベルト追加したときの過剰リスクは0.3パーセントなので、この人の自然放射線50年分の被ばく100ミリシーベルトによる過剰リスクも0.3パーセントです。この自然放射線によるリスクは、自然放射線しか被ばくしていない50歳男性のがんで死亡する確率25パーセントに含まれています。つまり、50歳男性の放射線以外の要因(喫煙、感染症、飲酒など)によるがんで死亡する確率は24.7パーセントとなります。したがって、がん死亡のうち放射線の要因が1.2パーセントで、放射線以外の要因が98.8パーセントとなります。, 上記を基にすると、平成29年の日本の年齢構成と同じ1万人の人口集団が、それぞれの年齢で1000ミリシーベルト被ばくした場合、一生のうちに(何歳かはわかりませんが)、, と大まかに推計されます。そして、がんの発生は被ばく線量に比例すると仮定すれば、放射線被ばくが100ミリシーベルトなら過剰で亡くなる方は80人(0.8パーセント)、10ミリシーベルトなら8人(0.08パーセント)、1ミリシーベルトなら0.8人(0.008パーセント)、と大まかに推計されます。ただし、高齢化の影響を除いた現実のがん死亡は、男性では平成10年代から女性では昭和40年代から減っており、多くの仮定をおいて計算された計算上の100ミリシーベルト未満のがん死亡の増加は、現実の疫学調査では観察できません(がん情報サービス 年次推移)。, 平成29年人口動態調査 下巻 死亡 第2表を、そのまま同じ年齢構成の死亡1万人の集団に換算してみると、1年間の死亡者1万人の内訳は、, の被ばくに相当するとされています(日本リスク研究学会 健康リスク評価から見たものさし)。, 増殖が可能なたった1つのがん細胞があればがんは発生すると考えられているので、発がんリスクを減らしたいなら、喫煙や飲酒はしないに限ります(ただし、たばこ1本吸った場合や、ビール1本飲んだ場合のがん死亡リスクは推計されていない)。しかし、肥満や塩分は少ないほどよいというわけではありません。やせは感染症や脳出血のリスクが高くなり、塩分が少なすぎれば代謝障害を起こします。また、1ミリシーベルトの内部被ばくを恐れて野菜を食べないでいると、かえってがん死亡リスクを上げてしまうことになります。, の被ばくに相当するとされています(食品保健科学情報交流協議会 遺伝毒性発がん物質のリスク評価について)。, 発がん物質のリスクを考えるときには、その物質を検出する測定方法があることが、大前提になります。たとえば、日本では食品中に「検出されてはならない」強い発がん物質であるアフラトキシンは、測定の検出限界がおよそ10ppb(食品1キログラム中に10マイクログラム)です。もし、体重4キログラムの乳児が毎日飲む1リットルのミネラルウォーターに5ppbのアフラトキシンが入っていたとしたら、発がんリスクは200ミリシーベルトの被ばくと同程度になりますが、このリスクは検出することができません。アフラトキシンに比べて放射性物質は、何桁も少ない量を検出することができますが、これは、放射性物質がアフラトキシンよりリスクが高いのではなく、単に放射性物質がアフラトキシンより少ない量で検出できることを意味するだけです。そして、食品中の毒物の中には、致死量でも検出できないものや、食品中には検出できないくらい微量でも、人体内で増殖して中毒症状を起こすものもあります。, 上記のリスクは、比較をするために、無理を承知で多くの仮定をおいて計算されたものに過ぎず、放射線被ばくと同様に、計算上のがん死亡は現実の疫学調査では観察できません。がんを予防するには、少量の放射線被ばくを怖がるよりも、生活習慣を管理して、がん検診を受診するほうが大切ということになります(健康を管理する)。, PDFファイルの閲覧には、Adobe Reader(新しいウインドウが開きます)が必要です。, 電話番号 03-3382-6500 | JavaScriptを有効にしていただけると利用することができます。, ホーム > くらし・手続き > シーベルトとは、放射能の人体への影響量を表す単位である。 吸収線量(単位グレイ)に放射線核種ごとに定められた係数をかけたものがシーベルトとなる。 そもそも放射能とは放射線を発する能力のことですが、その能力を表すのがベクレル、人体が直接受ける放射線量を表すのがシーベルトなのです。 ベクレルやシーベルトはガイガーカウンターなどのモニタリングで使われる単位ですが、ベクレルは主に食品や水・土壌の中に含まれる放射能の総量を表す場合に「1キログラムあたり500ベクレル」の様 … 0000009629 00000 n 先日、福島原発の燃料棒取り出し作業についてのニュースの中で『人が浴びると数秒で即死、云々』と言っていました。放射線を浴び全身のDNAが破壊されると細胞が分裂出来なくなり、やがては死に至る言うのは漠然と理解出来ます。通常は 0000002351 00000 n 放射線量別の人体への影響 高線量放射線 致死的 100 Sv 即死 ~100 Sv がんの放射線治療を行うときの局所的な照射 50 Sv (局部照射)壊死 10 Sv (全身照射)1~2週間でほとんど死亡、(局部照射)紅斑 … しきい線量…放射線を受けたときに、症状が現れる最小の放射線量のことをいいます。.  たとえば、現在の科学では、内部被ばくによる実効線量の推定には限界があります。ICRPとはチェルノブイリ原発事故後の疫学調査の評価が異なるECRR(欧州放射線リスク委員会)は、放射性ヨウ素と放射性セシウムについては数倍から10倍高い換算係数を勧告しています(ECRR2010年勧告付録A:線量係数)。また、放射線管理、労働災害、臨床医療のそれぞれの現場では、放射線によって利益を受ける人とリスクを負う人が異なるので、両者のバランスをどう調整するかによって、どの仮説を援用するか異なることになります(正当化、最適化)。, しかし、いつでも3つの原則が適用されるわけではなく、ICRP(国際放射線防護委員会)は2007年に、被ばく状況を平常時、緊急時、復旧時の3つに分類し、「個人の線量限度は平常時にのみ適用される」と勧告しています。日本は、まだICRP2007年勧告を国内法令に取り入れていませんが、2007年勧告に準拠して放射線を防護する対策を順次に実施しており、中野区も対応しています(行政の対応)。, 管理上の対策を決める時点で、自然放射線以外の発生源(緊急事態後の長期被ばく)がすでにある, なお、ICRPは緊急時・復旧時の職業被ばく実効線量の基準を勧告していませんが、日本の法令は1回250ミリシーベルトと規定しています(電離放射線障害防止規則第7条の2)。 放射線のエネルギーが物質にどれだけ吸収されたかを表す単位(J/kg) シーベルト(Sv):等価線量と実効線量. 放射線が「もの」に当たると、その持っているエネルギーを「もの」に与えます。”グレイ(Gy)”は、「もの」が単位質量あたりに放射線から受けるエネルギー量を示す単位であり、吸収線量と呼ばれます。 放射線生物学の祖と言われるイギリスの物理学者であるルイス・ハロルド・グレイの名前に因んで、単位としてその名前が使われています。 グレイはジュール/キログラム(J/kg)とも表され、1グレイは物質1kgあたりに1ジュール(エネルギー量を表す単位)のエネルギーを放射線から受けたというこ … trailer ふたば亭プラスです。 日本は原子爆弾の被爆国であるだけでなく、東日本大震災の原発事故で大きな被害を受けました。 ただ、 ◆放射線をどれくらい浴びると、どんな症状が現れるのか? ◆どこまでが安全なのか? という事について、大半の人はあまり詳しく知らないと思います。 特に、福島の原発事故の時は、日々ニュース報道で、 「◯◯ベクレルを測定」 とか 「◯◯シーベルトの危険性」 など、聞き慣れない言葉が始終飛び交い、混乱されていた方も多いのではないでしょうか? そして、今なお放射線 … 宇宙放射線の概要 私たちが地球を飛び出し、地球周回軌道や太陽周回軌道に乗ると、船外は超高真空、私たち の身の回りすべてが無重力のまさに宇宙の世界となる。さらにそこは、浴びる量や … 健康・福祉・障害 >  また、外部被ばくと内部被ばくとで、予防・治療方法が異なるため、医学上の放射線のリスク判断の基準は、, なお、自然放射線も人の細胞を傷つけることに変わりはありません。日本で50年生活すると、1人の自然放射線の平均積算値は、実効線量で100ミリシーベルトくらいになり、上記の基準程度になります。なのになぜ自然放射線被ばくを基準から除くかというと、放射線の影響は「量(積算値)」だけでなく「強さ(線量率=どれくらいの時間にどれくらいの量を被ばくするか)」にもよるからです(ATOMICA 線量率と生物学的効果)。これは、一般に「ちょっとなら大丈夫」と理解されている「用量依存性(毒になるか薬になるかは量次第)」と似ています(厚生労働省 新医薬品の承認に必要な用量―反応関係の検討のための指針)。医学の多数意見は「自然放射線の数倍程度の強さ(線量率)なら、ほとんど人への影響は無視できる」としています。たとえば、食塩10グラムを摂取しても直ちには死亡しませんが、体重50キログラムの人が50~150グラムの食塩を1度に摂取すると死亡すると推定されています。しかし、長期間にわたって過剰に摂取することは、実効線量で200ミリシーベルトの被ばくと同じくらいのがんのリスクになると考えられています(がん死亡リスクの比較)。, 上記の医学上の放射線リスクの基準値(外部被ばく100ミリシーベルト、内部被ばく20ミリシーベルト)は、医師が「塩分の取りすぎに気をつけてください」というレベルということです。また、低線量の放射線被ばくの医学的対応は、糖尿病の治療に似ているとも言われます(apital 内部被曝通信)。, 医学上の放射線防護の目的は、放射線管理上の防護の目的と、変わりありません。しかし、医学上は、有害な組織反応(確定的影響)が発生する線量でも「便益がある」と正当化される場合があります。したがって、上記の医学上の放射線のリスク判断の基準は放射線管理上の基準とは異なり、あくまで参考です。医学上は、放射線の診断・治療効果を最大限に利用するため、防護の基本原則に個人の線量限度はありません(病気の診断・治療に放射線は有用です)。 医療被ばくの正当化・最適化の詳細は、インフォームド・コンセントにお進みください。 文字の大きさを変更する機能、および背景色を変更する機能等は、JavaScriptが無効なため使用できません。 0000162992 00000 n 71 0 obj<>stream ファクス番号 03-3382-7765 | 0000002070 00000 n  医学的に「気にしなくていい」と言われても、「自分でもっと最適化したい」という場合は、放射線被ばくを減らすにはどうすればよいですかにお進みください。, 放射線を浴びる仕事をして病気になったときは、労災補償の対象になります(厚生労働省放射線被ばくによる疾病についての労災保険制度のお知らせ)。, 日本の放射線作業従事者は、個人被ばく線量を実効線量(シーベルト単位)で管理しているので、放射線被ばくによる労災の認定基準は、有害な組織反応(確定的影響)も確率的影響 もシーベルト単位です。 医療の現場における被治療者の被曝線量を表す臓器吸収線量の単位などに用いられる <<2E8A568C23B5BA48BAC9C467BB5BF335>]>> 2011.04.10 21:00; 13,387. mayumine 普段から自然に浴びる量から致死量まで、わかりやすくまとめられた放射線量グラフ. グレイは、単位質量あたりの物体が放射線を吸収するエネルギーの量(Gy=J/kg) シーベルトは、放射線が人体に影響及ぼす実効線量の大きさ(Sv) 実効線量=吸収線量×放射線加重係数×組織加重係数  生きるのに必要な酸素呼吸も人の細胞を傷つけるように、細胞を傷つける原因は多種多様なので、人には細胞の傷を修復する様々な能力があります。また、人には修復に失敗した細胞を取り除く能力もあり、1日に全身のおよそ0.7パーセント(3,000から4,000個)の細胞が死ぬ(=新陳代謝する)といわれています。結果として、もし細胞に傷が蓄積されても、その細胞がなくなってしまえば、傷は残りません。人は日々傷ついた細胞を修復しながら生きています。, 放射線の人への影響は、被ばく線量による発症の違いから、有害な組織反応(確定的影響)と確率的影響の2種類に分類されます。, 大量の放射線に被ばくすると、白血球の減少や不妊・脱毛・白内障などの有害な組織反応(確定的影響)が出ます。有害な組織反応は、組織としての機能がなくなることが原因です。したがって、細胞の消滅が再生を上回るある一定の線量(しきい値)を超えて放射線に被ばくしない限り、有害な組織反応は現れません。, 全身に1回被ばくしたとき、 1パーセントの成人に影響が現れる推定しきい値(吸収線量), 2グレイで5パーセント、 グレイ (gray、記号:Gy) とは、放射線によって人体をはじめとした物体に与えられたエネルギーを表す単位を言う。吸収線量 またはカーマ の単位 として主に用いられる。. 0000006731 00000 n �M"'+��R��zUR%F6*U9�$����)ҕ���Ί-ĨNعɣ�����d��[�h��>�};#k%C$}.+J�nJ'Y6��y;�*���8�����@�z2��Љs��d8GW�t��k��T�GS|;�4x�Д$�;�0 ���I���$og�Z��3���͏����Υ@B�ޭ��Xɣų�|T�BU���Tg�~� �Ջ^��g��,;ymm(ҷZ4�]�+� !e�G��6p���N*k͊K8ٙ'H�\��.��&���Z�*��уWr���@X=*�Ѱs�&y-4˖�S;%�X����O�L�͊�3��$3˲(ߓY�w"s��Q%K��EV���ۤ�#�$�R�>g�=�KγS��YIG��C:w�O�nr�B�:�)�%[�Q�Y]*yzH�K�)C�� 0000006407 00000 n 受付時間 午前8時半~午後5時, ウェブサイトの品質向上のため、このページについてのご意見・ご感想をお寄せください。より詳しくご意見・ご感想をいただける場合は、お問い合わせ・ご意見フォームからお送りください。, ユーザビリティ向上のため、アクセス解析用のJavaScriptを実行しています。ご協力をお願いいたします。, 1日に全身のおよそ0.7パーセント(3,000から4,000個)の細胞が死ぬ(=新陳代謝する), 細胞の再生力の弱い(=放射線に感受性の高い)人では、上記表のしきい値より少ない線量でも有害な組織反応が現れると考えられます。, ICRP Publ.118 組織反応に関するICRP声明(新しいウィンドウで開きます。), 試験管内や動物での実験で、増殖が可能なたった1つのがん細胞や損傷生殖細胞を、少ない放射線で発生させることができる, (東電福島第一原発)放射線業務従事者の健康影響に関する疫学研究(NEWS)(新しいウィンドウで開きます。), 環境省 放射線の生物学的影響に関する研究調査事業委託業務実施報告書(新しいウィンドウで開きます。), 低線量被ばくでも発がんリスクが高まるとする、国際的な研究成果(新しいウィンドウで開きます。), チェルノブイリ30年―原発事故後の放射線健康影響問題の歴史と現在―(2016年)(新しいウィンドウで開きます。), チェルノブイリ事故の健康影響(2006年)(PDF形式:327KB)(新しいウィンドウで開きます。), チェルノブイリ原発事故による環境への影響とその修復(2006年)(PDF形式:5.6MB)(新しいウィンドウで開きます。), 笹川記念保健協力財団 チェルノブイリ原発事故被災児の検診成績(1999年)(新しいウィンドウで開きます。), チェルノブイリ原発事故による放射能汚染と被災者たち(1992年)(新しいウィンドウで開きます。), 放射線って危ないの?科学的な知見の現状(PDF形式:2.11MB)(新しいウィンドウで開きます。), Pub.138 Ethical Foundations of the System of Radiological Protection(放射線防護システムの倫理的基礎(英語))(新しいウィンドウで開きます。), ICRPによって提案されている放射線防護の基本的考え方(新しいウィンドウで開きます。), ICRPによる放射線被ばくを伴う行為の正当化の考え(新しいウィンドウで開きます。), 長期汚染地域の住民のための放射線防護の実用的手引き(新しいウィンドウで開きます。), ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え(新しいウィンドウで開きます。), 体重50キログラムの人が50~150グラムの食塩を1度に摂取すると死亡すると推定されています, 肝がんと放射線被ばくに関する医学的知見を公表します(新しいウィンドウで開きます。), 甲状腺がんと放射線被ばくに関する医学的知見を公表します(新しいウィンドウで開きます。), 業務上疾病に関する医学的知見の収集に係る調査研究報告書(新しいウィンドウで開きます。), 毎日数千個(人の全体のおよそ100億分の1)のがん細胞が毎日発生していると考えられています, 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット(新しいウィンドウで開きます。), Stem cell divisions, somatic mutations, cancer etiology, and cancer prevention(English), 放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料(令和元年度版)第3章3.7がん・白血病, 広島、長崎で原爆直後に降った雨に曝露されたことによる長期影響(新しいウィンドウで開きます。), 急性放射線症状発症率から広島原爆被爆者に対する残留放射線影響評価(新しいウィンドウで開きます。), 広島原爆による放射性降下物等実態検証に係る関係者協議会(新しいウィンドウで開きます。), 喫煙と健康問題について簡単に理解したい方のために(Q&A)(新しいウィンドウで開きます。), 甲状腺がん検診:米国予防専門委員会(USPSTF)による推奨(改訂)(新しいウィンドウで開きます。), ICRP Pub.111原子力事故または放射線緊急事態後の長期汚染地域に居住する人々の防護に対する委員会勧告の適用, リンパ球減少(感染傾向)は数日、血小板減少(出血傾向)数週間(どちらも線量が多いと慢性化), 吐き気、嘔吐、精神症状(不安感、無力感、易疲労感など)、血液変化、出血、発熱、下痢などの全身症状, 節度のある飲酒をする(1日当たり日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、ワインならボトル3分の1), 食事は偏らずバランスよくとる(食塩は1日当たり男性9グラム、女性7.5グラム未満、野菜・果物は毎日), 老衰で亡くなる(いわゆる天寿をまっとうする)方がおよそ750人(7.5パーセント). 被曝線量(グレイ) 症 状 0.25以下 ほとんど臨床的症状なし 0.5 白血球(リンパ球)一時減少 1.0 吐き気、嘔吐、全身倦怠、リンパ球著しく減少 1.5 50%の人に放射線宿酔 3.0 ~ 5.0 30~60日間に50%の人が死亡(骨髄障害) 0000175411 00000 n 0000002385 00000 n  ここで、注意しなければならないのは、労災制度は労働者保護が第1目的であって、認定基準の実効線量は原因(これだけ放射線被ばくしたら(=原因)この症状が必ず出る(=結果))ではなく条件(この症状が出たときに(=原因)もしこれだけ放射線被ばくしていたら(=条件)保険を適用する(=結果))だということです。, 現在、放射線被ばくによる労災の認定は、厚生労働省電離放射線障害の業務上外に関する検討会で行われています。行政の労災認定における「放射線起因性(=放射線が原因で病気が起きたこと)」の判断は、原爆症の認定などと同じ様に、「科学的合理性(=高度の蓋然性)」に基づいています。なお、近年、行政による「科学的合理性」に基づく判断と、個別事案(現実に症状が出ている方)の救済を第1目的とする司法(裁判所)による「因果関係がわからない場合は、あることにする」とする判断との間に、隔たりがあるとされています。  そして、マクロな疫学調査では、大量の放射線に被ばくした事実(=原因)とがん発生の事実(=結果)の間には、十分な知見があります。 1-2期であれば、比較的少ない量24~36Gyを12~25回程度に分割して3~5週間かける放射線治療により、80-90%治癒させることが可能です。限局期では放射線治療だけでよく治るので、薬物療法をしなくてもよいと考えられています。 2.吸収線量 グレイ(Gy) ... 放射線被ばく線量と発がんの関係 世界の各地の大地から受ける年間自然放射線量 0.50-1.0 1.3-2.0 2.0-2.2 2.2-3.1 ... 4000 ・ヒトの半数致死線量 放射線量 (mSv) ・緊急作業の線量 … 0000163989 00000 n 健康・医療 > グレイからシーベルトへの換算 閉じる 放射線被ばくによる全身影響を表す実効線量を求めるに当たっては、まず被ばくした箇所の組織・臓器ごとの吸収線量を知る必要があります。  「職業被ばく」の線量限度は、放射線作業者を想定した「成人」の名目リスクと他の職業の死亡率との比較から決められています。「公衆被ばく」の線量限度は、放射線に影響を受けやすい子どもを含んだ「全年齢」の名目リスクと交通事故などの死亡率との比較から決められています。つまり、「放射線作業者・公衆が受け入れられそうな死亡リスク」が、個人の線量限度です(国立保健医療科学院 リスク受忍モデル)。, 日本の法令は、「職業被ばく」については個人の被ばく線量を直接評価しますが、「公衆被ばく」については放射線を使用する施設の境界の放射線量を評価することで間接的に評価する方法を採用しています(放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行規則第20条)。 0000001086 00000 n メールフォーム %%EOF ���Eְ,�"����G9k�L�~�+d���͊J����fd[���8/�݆=kY;#������h��b���()�>E3]�t�{h��0`ً#Rt�:q�@���K璑�UU���-U+%?A���((.)U�BH��З��J��y�TiE�樔��b�:]���C���)@آ9*e�Mm�E�5�xNb��T[/d�]6�. この記述は、半致死線量について問うものです。 まず、選択肢にあるGyとは、何でしょうか。 Gyは、グレイと読み、放射線量を表す単位です。 もちろん、前に付く数値が大きくなれば、放射線量が大きいことを表しています。 x�b```"V/!b`��0p4010(qxmH?�����iP΀a��eEm�vգ�g��?s���>V�[�K��pY&x��R���SY�ز������(?��4[�.y�=� �-ܘ �K�MC�e-��o �����-::\0W L  最適化の意思決定(=どのような放射線防護対策を、実施するかしないか)も、個人や社会の価値観など放射線以外の要素に影響を受けます。ICRPは、復旧時の防護の最適化の際に考慮すべきこととして、, の3つをあげています(ICRP Pub.111原子力事故または放射線緊急事態後の長期汚染地域に居住する人々の防護に対する委員会勧告の適用(PDF形式:2,586KB))。, 「どんなに少ない線量の放射線でも危険(=基準値はない)」と仮定したのは科学ですが、「基準値が必要である」としたのは正当化(=政治)の結果で、基準値である個人の線量限度は最適化(=政治)の結果です。 0000006180 00000 n ICRP…国際放射線防護委員会(International Commission on Radiological Protection)は、1928年国際放射線学会議で国際X線・ラジウム防護委員会として発足。放射線を安全に使うため多くの研究成果をもとに、放射線防護 … 放射線を浴びるとどうなるのですか, 放射線は人の細胞を傷つけるので、傷ついた細胞の種類や、どの部位(組織・臓器)の細胞かによってさまざまな影響が現れます。しかし、放射線に特有の影響はないので、「この影響(=結果)が出たから、原因は放射線」と、「科学的にわかる(=因果関係が推定できる)」わけではありません。  現在の科学では、実際に突然変異している遺伝子から、放射線が原因か、それとも放射線以外が原因かを、区別することはできません。放射線は特別に危険な発がん物質ではなく、世の中に膨大にある発がん物質の1つにすぎません。現代の医学では、がん細胞が30回以上分裂しておよそ1億個(およそ直径1センチメートル)に増えないと、がんと診断できません。なお、毎日数千個(人の全体のおよそ100億分の1)のがん細胞が毎日発生していると考えられています。しかし、なかなか診断できるがんにならないのは、がん細胞自体が死滅したり、人の免疫機構ががんの細胞分裂を抑えたりしているからとされています。, ところで、放射線被ばくによってがんで死亡する確率(可能性)とは、「誰に被害が出るかわからない」「被害が出るかどうかは、くじ引きと同様に運まかせ」ではありません。がんは、人体内の生物学的反応であり、がんと診断されるまでには、1人ひとりの日常生活の積み重ねが大きくかかわっています(がん情報サービス 人のがんにかかわる要因)。放射線によるがんも、放射線以外の原因によるがんも、遺伝子の突然変異というがん化のしくみは同じと考えられているので、放射線以外の原因によるがんの予防方法, ICRPは「名目リスクは放射線管理の観点に用いるべき考え方であり、少量の放射線に被ばくした集団で出るがんなどの症例数を計算するのに用いるのは適切でない」としています(旧原子力安全委員会 低線量被ばくのリスクからがん死の増加人数を計算することについて)。, そこで、広島・長崎で原爆に被爆された方々の疫学調査で得られた報告を基にした、環境省 放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料(令和元年度版)第3章3.7がん・白血病の表から、ICRPに準拠して、白血病を除くがんの発生が被ばく線量に比例するモデルで計算してみたのが下表です。, A:自然放射線(1年あたり2.1ミリシーベルト)以外に被ばくしなくても、がんで死亡する確率(注釈), 自然放射線以外に1000ミリシーベルト被ばくしたとき、A以外に余計にがんで死亡する確率, 自然放射線以外に100ミリシーベルト被ばくしたとき、A以外に余計にがんで死亡する確率, 自然放射線以外に10ミリシーベルト被ばくしたとき、A以外に余計にがんで死亡する確率, ICRPの全年齢で平均した名目リスクより、30歳で被ばくした場合でおよそ2倍、10歳で被ばくした場合ならおよそ4倍のリスクとなります。